誰かの要望なのか、市の方針なのかはわかりませぬが、2月下旬 新松戸駅からダイエーに伸びる通りのアンダーパス側道部分に柵が取り付けられました。
取り付けられた柵 |
で・・・現状の結果としては、
ボトルネックが出来たため小さな混乱が頻発しております^^;
新松戸住民以外は”なんのことかわからん?”って細かなことなのでご説明させていただきますと、新松戸って街は武蔵野線が常磐線に交差することで出来た街なので線路の下を道路がくぐるアンダーパスが何箇所か設けられています。アンダーパスというのは、坂を下って上るという構造になりますので、自転車利用者にしてみれば”あわよくば下りの加速で上りを楽に登りたい”という気持ちになりやすく、それが一部の歩行者から見ると”自転車が歩道を猛スピードで突っ込んできて怖い”と意見になります。
新松戸地区でも「ゆりの木通り」のアンダーパス歩道に柵が設置されるなどの対策がほどこされてきました^^;(あそこは歩道幅が2m程度しかないのでしょうがないかなと)
【知ってる範囲での経緯など】
今回話題にしているのは、新松戸駅を背にしてダイエーに向かう道(けやき通り)、流鉄の踏切と新坂川の橋を超えてすぐにあるアンダーパスの側道です。
もともとこの道は、片側2車線の4車線道路、歩道部分は階段(上の写真の黄緑の矢印)を使用して線路超える構造だったのですが、10年(?)ほど前の駅前も含めた改修で片側1車線分を潰してスロープを使った側道(2.5mの幅/ピンクの矢印)が設けられました。
この時、流経大~ダイエーの間には、自転車レーンも歩道上に設けられましたので、はたしてこの側道が”自転車用”なのか”バリアフリーのための歩道”なのかはわかりませんが、少なくとも一番便利になったのは超える高低差が緩和された自転車ユーザーで、当時駅前に駐輪場があったせいもあり、たくさんの自転車が通る道となりました。
【どんな柵が出来たのか?】
で・・・今回設置されたのが、自転車の速度緩和を狙ったと思われる『塩ビ製の柵』でございます。設置場所は両側の入口と一番低くなってる部分の片側3ヶ所(計6ヶ所)。
設置間隔は、
【で・・・今何が起きてるか?】
速度緩和を目的として、ゆっくり走ればすり抜けられる間隔で設置されたため
自転車スラロームと化してます!
特に酷いのが一番下った部分に設置された柵の場所で、自転車ユーザーの心理としては”すり抜けようと思えばすり抜けられる幅があるから、なるべく速い速度ですり抜けて上りを楽にしたい”と心理が働くらしく、スラロームっぽく通り抜ける人が続出。反射神経の良い若者ならともかく、そのうちコケる人が続出するだろうと予想されます。(もういるかもね^^;)
で、柵ですから歩行者も、そこをすり抜けねばならず、自転車がそこを狙って走ってくるので余計怖くなりました^^;(ワタクシは普通に横を通られるだけなら怖いと思わない人)
また・・・先ほどから乗ったまますり抜けられると書いていますが”それは1台なら”という条件でして・・・対向してくる自転車があると、同じポイントを狙ってくるからチキンゲームみたいな状態になっております。
降りなくても通れるなら降りませんよね。 |
通行量の少ない時でさえ柵で団子になる |
【あくまでも個人的な感想】
知恵と思いやりのない中途半端なコトをしたなぁと・・・
この側道が歩道なのか、自転車レーンなのかは知りませんが、実際は歩行者も自転車も便利に使っていたことは事実でして、よくあるような【自転車速度注意】みたいな注意掲出もなかったんですね(また、すぐ横の階段の歩道も、今も普通に使えるんですよね。
個人的な理想としては、
- 「自転車は車道側・歩行者は路肩側」のルール掲出
- 「自転車は速度を落としての」注意掲出
- 片側のみ現在の柵と同等のものを設置(自転車と歩行者の緩やかな分離)
- 「自転車は車道へ」の誘導サイン(通るなら降りて)
- 降りないと通れない柵の設置
ぐらいのステップを考え、最初は2ぐらいまででとりあえず良かったんじゃないかと?
(柵つけるまえにやることがあったハズ)
事故の起きないことを祈るばかりでございます。
【19:00追記】
FBのコメントでココは既に【自転車は降りて押して通過する場所】とルール表示されてることがわかりました(取材足らずでゴメンナサイ)。
自転車に乗って通過されたい方は、スラロームなどしないで
車道に降りて走りましょう^^;
(だったら、乗ったまま通過出来ない幅に柵を設置すればいいのに・・・??やっぱり知恵がないなぁ・・・)
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