千葉の松戸に住んでウン十年都内に通ってるワタクシですが、この通勤路の特長は、なんといっても【河】が多いことでございます。
横浜方面から通勤する人は鶴見川&多摩川、埼玉からだと荒川&新河岸川など、経路にもよるでしょうか大きな川は1~2本(他にも細かい川はありますが)。
対して、千葉県民はというと『江戸川』『中川』『綾瀬川』『荒川』『隅田川』となんと5本も渡らないと都心にたどり着けない!橋がある今の時代だからいいようなもの、これが馬&渡し船の時代なら到底、江戸城付近に通おうなんて思える場所じゃないわけですね^^;
まぁ、ワタクシがほぼ毎日通過するこのあたり、日本で一番でかい関東平野の一番平らなあたりですから、しかたないっちゃしかたないんですが、それでも”多いなぁ”と思って、いろいろググりましたら、なんと2本は江戸期以降に作られた人工河川でございました。
それでは、愛する読者の皆さまにクイズです。下の5つの河川のうち、人口河川はどれでしょう?
- 江戸川
- 中川
- 綾瀬川
- 荒川
- 隅田川
※すべて常磐線ベースでお考えください。
↓
↓
ピッ♪ピッ♪ピッ♪
↓
↓
答えは『3.綾瀬川』『4.荒川』でございます!
金八先生のロケ地でイメージされる『荒川(赤羽から下流)』が、正式名称は【荒川放水路】で、実は大正期に掘られた隅田川(荒川の下流の名称)のバイパスであることはご存じの方も多いと思います。(北千住あたりで東武スカイツリーラインがぐにゃぐにゃなのもそのせい)
綾瀬川は”昔からある川だろ?”ってご意見もごもっともで、確かに昔からあったらしいのですが(暴れ川だったらしい)、そのルートは足立区と埼玉県八潮市の県境ルートで中川に合流してらしいです。
現在、首都高6号線の敷地にされてるルートは、江戸時代初期に治水のために開削された新ルートだったのですね^^;
どうりで真っ直ぐだと思いましたよ→綾瀬川
現在の足立・葛飾・江戸川・江東区あたりの川の流れ・・・相当苦労して、あっちゃこっちゃひっつけたり、無理やり流れ変えたり、運河を掘ったり、農業用水の跡があったり、地図を見てると先人の皆さまの知恵と苦労がにじみ出ていて興味が尽きなかったりするのです^^;
本来、のたうちまわって流れるのが
河ですものね^^;
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