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2017年6月9日金曜日

地下鉄延伸、夢の残渣【矢切:坂川親水公園】

矢切の畑のど真ん中、坂川沿いに「坂川親水公園」という公園がございまして、この春(2017春)リニューアルされたそうなんでございます^^;
Google Earthから
松戸市webから

んでまぁ・・・それはそれで”よかったなぁ”と思うのですが(これからの時期、子供を水遊びさせるのにはちょうど良さそう)、この公園の設置経緯を調べてみましたら・・・・
”坂川親水広場は、東京メトロ半蔵門線の延伸計画に伴い、矢切地区が将来市街化した際のシンボルになるよう、平成7年に先行整備されました”
親子で楽しむ 坂川親水広場を創り育てる会 ニュースレターvol.1
”坂川親水公園は、新線開通による駅の整備に先駆けて駅前のオアシスとして整備されましたが・・・(以下略)”
松戸市Web建設部長のページ 坂川親水広場再整備事業の項

なんで半蔵門線延伸の建設も決定しておらず、詳細ルートも未確定なのに駅前関連施設だけ先行して20年以上前に作ってるんですかっ??^^;

ちなみに「地下鉄半蔵門線延伸計画」というのは、2003年に”押上(以東、東武線乗り入れ)”まで開通した地下鉄11号線を”四ツ木”を経由して松戸まで伸ばそうというもの。
延伸イメージ図 松戸市webから

1985年(昭和60年)に旧運輸省が「運輸政策審議会答申第7号」で方針を打ち出してから(2000年/平成12年にも再度答申あり )ずっと期待されているのですが、2004年に東京地下鉄に民営化された時点でメトロ側は副都心線以降新線建設を行わないことを発表。

以降・・・葛飾・松戸を始めとする沿線自治体は3セク等の運営方法で建設の可能性を模索してるそうなのですが・・・・^^;

ハッキリ書いちゃうと、現在では延伸の可能性は恐ろしく低くなったってことですね^^;



で・・・公園のハナシに戻りますと、公園が開設されたのが1995年(平成7年)となってますから、ちょうど水天宮から押上までの延伸工事が始まって”さぁ!次はいよいよウチだっ!”って盛り上がってた頃であろうと思われます^^;

でもね^^;さすがに建設不透明・詳細ルート未決定で駅前関連施設作っちゃったのは、やりすぎなんじゃなかろうかと^^;

一般的に想像すれば、用地の取得の問題もあるから地下鉄は想定ルートとして6号線の下を掘り進んでくるはずなのですが、公園が出来た場所は6号から少し南^^;

江戸川を鉄橋で超えるために、線路が地上に出る可能性は十分あるんですが、それにしても金町側がびっしり住宅が立ち並んでるので具体的なルートの予想が立ちにくいはずなんですよね^^;
(金町浄水場の敷地を渡河点として想定したとか???^^;)

う~ん、なんかモヤモヤが取れない^^;(大人の事情??
ちなみに、それ以降の市議会議事録とか見ると”矢切地区に市民が川に親しめる広場を設置していくため、河川改修に合わせ一体的に整備したもの(平成24年9月 定例会 建設担当部長答弁)”と駅前関連施設であることは、すっかり忘れ去られたようでございます^^;




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