第二・第三の案が見えない悲しさ【続々：松戸市施設伊勢丹入居】|CAPRICIOUS

このブログでも過去2回にわたって取り上げてきた『松戸市施設伊勢丹入居』の話題。

残念ですが、伊勢丹松戸店の2018年3月21日営業終了が発表されました

当該記事の追記では随時更新してきましたが、改めて流れを追いますと･･･

8月下旬/約10年延べ21億で松戸市施設が伊勢丹に入居する案が報じられる。
9/5 市施設が入居したとしても5F以上は閉鎖の予定の計画が明かされる
9/8 市議会委員会にて入居案否決される
9/26 本会議にて伊勢丹入居しないこと本決定
9/28 三越伊勢丹HD 2018年3月21日をもって伊勢丹松戸店の営業を終了することを発表

約一ヶ月でバタバタバタと動きがあり、ものごとが決まっていったなと^^;
結果論ですが、三越伊勢丹HDとしては想定していたロードマップの最後の分岐点が「松戸市施設の入居の選択」であり、それが否決されたことで粛々と営業終了を判断したのだろうと個人的には推測しております。

ワタクシもそうですが多くの人が寂しさと感慨にふける中で、次に考えなきゃいけないのは
伊勢丹なき後、この街どうする？？
ってことなのですよね･･･

またもや振り返ってみると、伊勢丹の不採算店撤退という話はここ最近急に持ち上がった話でなく、2008年に三越伊勢丹HDになってから頻繁に取り上げられてきた話題。”寝耳に水”ってわけではないのです^^;

松戸市松戸駅周辺まちづくり基本構想商業・業務ゾーン概念図/H27.6発表資料

一方、少なくとも市と議会が市民に見せてきた松戸駅周辺の青写真は”常に伊勢丹ありき”の姿であり”仮に撤退した場合の次点の案”というのは、すくなくともワタクシは目にしたことがないのですよね^^;

今回の近々1ヶ月の流れでも、いわゆる代案は示されず「市施設の入居を認めるか認めないか」だけの話^^;
これでは案の選びようもなく「撤退するかもしれないけど金出す？出さない？」って脅されて判断を迫られてるみたいなもの^^;

表には出てこないですが本来優秀な市長・市の職員＆議会の皆様ですから
第二・第三の案も当然お持ちだと思われます^^;
是非、皆ががっかりしているこの時こそ素敵な未来図を提示して欲しいと切に願うのです。そして将来の話をケンケンガクガクしてみたいなぁと^^;

伊勢丹撤退後のあのビルに関しては、どこかの投資ファンドさんが所有ということで、次なるテナントを探すか、他の方法を模索するか民間主導で次が決まってゆくでしょうけど^^;

過去においては「すぐやる課」を創設するなどアイデア満載だった松戸市^^;
このピンチにも是非よい未来図を！

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2017年9月29日金曜日