まだまだ野原とかかがある我がご近所は、早春にブラブラしてますと【つくしんぼ】さんが「もうすぐ春だよん!」って枯れた大地から顔を覗かせてたりして、思わずほっこりしてインスタ投稿してたりするんですが・・・・
そういや【ツクシンボ】さんって
”春以降どのように成長されて、どのような立派なお姿に???”って思いついてググったらベックリ!!
だって・・・思いもよらない姿になっていて”精子”だの”卵子”だの【ツクシンボ】らしからぬ単語が飛び出てきたりするんですよ!お客様!!
「もうすぐ春だよっ!」って教えてくれるかわいらしい【ツクシンボ】さん |
そもそもワタクシですね・・・・ツクシという名の植物の子供(最初に芽生えた姿/朝顔で言えば双葉みたいなもの?)が【ツクシンボ】だと、勝手に思い込んでいたのですが、大間違い!!(-.-;)
【ツクシンボ】というのは【ツクシ】の呼び名の見た目からのバリエーションで、いわゆるツクシがツクシンボ^^;(←ここで躓いてるのはワタクシだけかもしれませんが)
んでっ!【ツクシンボ】の正体はなんだぁぁぁ!って調べると
【スギナ】っていうシダの一種の胞子茎を【ツクシ】と呼ぶのだそうでございます。
wikipedia「スギナ」から |
写真を見て”あぁこれならGWの頃、土手とかでワサワサ生えてるわぃ!”とか思ったんですが、早春の頃にお見かけするのとは似ても似つかないお姿(。・_・。)
まさか、こやつが【ツクシンボ】さんで、1ヶ月後にこのような姿になって、名前さえ変わってるとは思いもよらずでございます^^;
しかも・・・【ツクシ】というのはスギナの胞子茎・・・・つまり胞子(ツクシンボをとんとんすると出てくる緑の粉)を飛ばすために伸ばす茎であるそうで、ニョキッと顔を出して、グンと育って、ふわぁぁぁって胞子飛ばしたら、胞子茎の役目はおしまいで枯れちゃいまして、そのあとワサワサ生えてくる【スギナ】本体は、地下では根で繋がってるもの【ツクシ】とは別の芽。
どうりで、30cmに成長したツクシとか見ないと思いましたよ^^;
んで・・・風に乗って飛んでいった胞子は、どっかの地面に着表してそこで新たに増えてゆくわけですが、
その増え方がちょっと植物離れしていて生々しい^^;
着表した胞子は前葉体(オス)と前葉体(メス)になるそうで、それぞれ精子と卵子を持ちまして、前葉体になったあと雨が降ったり、地面が濡れたりしますと、その水の中を精子が泳いでいって、卵子に着床し受精卵に!これでやっと【スギナ】本体誕生となるそうです^^;この面倒くさいプロセスも、太古から生き残ってきたスギナなりの知恵なんでしょうね・・・・それにしてもワタクシの植物って概念からはみ出るほどちょっと生々しい^^;
ってことで皆様!今日覚えたコトを声を揃えてご唱和を!
【ツクシ】は【スギナ】!
何の得にもなりませんが、散歩が少しだけ楽しくなるかも(*´_`*)
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ごっぱ さんコメントありがとうございます!
返信削除そうなんですね・・・ほとんど畑等の経験がないのでびっくりです^^;
ツクシンボななんか可憐(おいしそう)ですが、スギナ自体はたくましかったんですね^^;(除去する方はホント大変そう)
そういや、ハーブとか言われてる草類も一回花壇とかに根付いちゃうと抜いても抜いて持ってのがあるって聞いたことがあります^^;