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2018年6月14日木曜日

カツオからのアニサキス症を避ける方法【初鰹の旨い季節です】

初夏になってカツオの旨い季節となってきましたが、何やら”カツオによるアニサキス症””が一部で話題となっているようで^^;

んでも!旨いカツオが食べたい!って思うので
忘備録を兼ねて書いておこうかと^^;

カツオのたたき
この時期、カツオが旨すぎますよね(wikipediaから

※今回は、こういう話なのでグロめの写真も掲載してます。苦手な方はご覧にならないように^^;



アニサキス症ってなんぞや?って話から

アニサキスとは、雑に言えば魚の内臓にいる回虫です。
通常は魚の内臓に寄生してるのですが、宿主が死んだとわかると筋肉の方に移動していって逃げようとする・・・筋肉の方=刺身なので、それをそのまま食べると”あたる”という図式らしいです。
アニサキス幼虫
ニシンの腹腔内に寄生したアニサキスの幼虫(wikipediaから)
アニサキス
ニシンの腹腔内に寄生したアニサキスの幼虫(wikipediaから)


上に書いた様な生態ですので”新鮮だから大丈夫!”って感覚は該当せず、取り除くか・加熱するか・冷凍するのが被害にあわない最良の方法となります。

ちなみに厚生労働省の指針ですと「-20℃以下で24時間以上」「60℃で1分以上の熱処理(タタキは表面を炙るだけなのでこれには該当しない)」が指導されております。
尚、良く噛んで食べるとか、ワサビや酢・しょうがをつけて殺すとかいう俗説は、効果がないそうでございます。

刺身やタタキで絶対避けたいって方は!

まぁ、アニサキス症になりたいなんて人はいないので”誰もが絶対避けたい”なのはわかってるのですが・・・刺身やタタキで絶対避けたいなら厚労省の指針にあったように”冷凍すれば”死滅しますので、冷凍・解凍のモノを選べば安心です。

いやいや、近海モノの生だから旨いんだよ!という方は

ほとんどの方がおろしたのをお買い求めになるとおもいますので、
  1. 刺身として切る前に全体に穴や白っぽいものがついてないかよく見る。
  2. よく切れる包丁でスパッと薄めにきって切った面もチェックする。
これだけで随分リスクが低下すると思われます。
ヤリイカとかですと、もともと身が薄いので、おろした後”目を皿のようにして見れば(透かしたりして)”取り除くことが可能なのですが、カツオだと身が厚いのでおろした状態でのチェックだけでは不十分、断面がきれいに切れるよく切れる包丁でスパッと薄めにきって、切った面も良く見たほうがよろしいかと^^;

”ちょっと厚めのをワシって噛みしめるのが旨いんじゃないかっ!”って、ご意見はワタクシも大賛成なのですが、リスクを避けるのは薄めに切ってチェックしたほうが宜しいですよってことですね^^;
”厚切りを思いっきり噛み締めたい!”って方は、豪快に二切れいっぺんに食べちゃえば宜しいかと^^;

基本的には、魚屋さんも十分チェックしてくれてますし、大昔からいるいないで言えばいたものですから、それほどナイーブになる必要はなし^^;
リスクが気になって、よりリスクを減らしたいなら・・・って場合のお話でございました。



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