それとは別に身近な防災への備えが気になって、
松戸市の防災備品備蓄状況を調べてみました。
自分の身近な場所ということで”新松戸”を中心に調べましたが、市内はほぼおなじ状況と思われます
松戸市は、防災備品の分散備蓄を行っており、避難所となる学校単位で備蓄を行ってるそうですが、その内容は「水・食料」に限ると以下のようになります。
<各小学校に分散備蓄の災害用物資(水・食料のみ抜き出し)>
- ビスケット 84缶 840人分
- アルファ米 16箱 800食
- ペットボトル飲料水(500ml) 3箱 1箱24本
また、これとは別に主水新田にも防災用備蓄倉庫が主に新松戸向け(当然他のエリアに分配することもあり得る)の防災倉庫があるようですが・・・
<主水新田にある備蓄倉庫(同じく水・食料のみ抜き出し)>
- ビスケット 132缶 1320人分
- 乾パン 数値記載なし
- アルファ米 なし
- ペットボトル(1.5リットル) 数値記載なし
→https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/anzen_anshin/sonae/bousai_taisaku/bousaikeikaku.files/201393182947.pdf
どう思われます?
正直・・・これしかないんだ!と・・・(。・_・。)
(ペットボトルなんか、ほぼ無いと同じ)
ちなみに新松戸地区の人口は約6万人(昼間人口だと4万人ぐらい?)避難場所となる小中高学校は12校ありますので、全員が避難すると1校あたり約5000人(昼間約3300人)となります。
大地震が来ても住民全員が避難するようなことは無いとは思いますが、仮に全員が着の身着のままで避難した場合、備蓄されてる物資では1食も行き渡らないわけです。
※水に関しては、横須賀中央公園の耐震貯水槽に100㎥(100,000リットル)、小金浄水場・大金平浄水場・幸田配水場に合計5,880㎥(5,880,000リットル)ありますのでそれを運び使用するか、災害用井戸を活用すると思われます。もちろん実際には、それぞれの家庭に備蓄されたモノやお店には商品が存在しますから、いきなり”食べるものがない”なんてことにはならないと思いますが「何も持たず避難所に行っても数日はなんとかなる」という期待は捨てたほうがいいかもしれません。
特に首都圏のような3500万人も人口が集中している場所で大地震が起き、広範に都市機能が麻痺し、インフラが破壊された場合、援助物資が他地方や世界各国からやってくるのは早くて3日後といわれてます・・・市の備蓄も一人あたりで考えれば1食もなく、お店の商品も限りがありますから、個々で備えるしか無いってことなんですよね。
脅すわけでもありませんし、市も限られた予算内で一生懸命されてるんだと思います。
ただ、現実にはこういう数字(備蓄量)なんだなって知って備えたほうがいいと思いまする^^;
※内容が内容ですので、データや解釈に間違いがあった場合は、すぐ直しますのでお手数ですがご指摘下さい。
<こんな記事も書いてます(。・_・。)>
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