明治大正期地図~柏駅周辺 ”かしは”の表記がかわいい^^; |
水戸街道(バイパスが出来る前の旧道)に
『陸前浜街道』って書いてあるんですね^^;
”なんでやなんでや??^^;”と思って調べてみましたら・・・歴史を辿って経緯をしっかり書くと結構面倒くさいので、はしょって直接の理由だけ書くと・・・明治5年(1872年)4月29日に武蔵国の千住から陸前国岩沼までの太平洋岸の街道を今後「陸前浜街道」と呼ぶという通達が出されたことによる。陸前浜街道の名が正式名称として用いられたのは明治18年(1885年)2月に国道に番号制度が導入されるまでのわずか13年間に過ぎなかったが、番号導入以後も五万分の一地形図をはじめとする公的な地図においても番号ではなく「陸前浜街道」の表記が用いられた(Wkipediaから)
なるほど、公式に『陸前浜街道』と呼称せよと言われた時代があったわけですね^^;
ちなみに・・・端折った部分をこのブログらしく雑にまとめますと^^;もともと(特に江戸期以降)道の呼び方というのは、その道の代表的な目的地を冠することが一般的だったようで、例えば水戸街道を例にとっても、江戸周辺の人は”水戸街道”、水戸の人は”江戸街道”と呼んでいたそうでございます^^;
(柏・松戸あたりだと水戸藩(江戸常駐組)と付き合いが多いから、”水戸街道”と呼んでいたのでしょうね^^;)
感覚的にはワタクシたちがご近所同士で「○○へ行く道!」っていってるのが、一般化する感じですわ^^;
で・・・・それだと土地によって呼び方がマチマチで面倒くさいから『陸前浜街道って呼ぶように!』ってお上が明治の最初に号令したんですが、なかなか人の口には浸透せず、その後国道のナンバリング等もあって、あいかわらず”水戸街道(6号線)”と呼ばれ続け、昭和に入って愛称として追認して現在に至るって感じらしいです^^;
もしこの呼び方うちのエリアでもが広まっていたら・・・
東京からタクシーで帰る時「陸前浜街道を通ってお願いします!」って言ってたかも^^;
なんかとんでもなく遠く行くような言い方になりますな^^;
<こんな記事も書いてます(。・_・。)>
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