バスに乗り込み、景色を見たくて曇った窓をこすっても曇りが取れない??
なんと窓の曇りが凍っております!!
突発的日光おさんぽ中のワタクシ。
雪空ですので夕焼けなんぞなく、凍った窓から目を凝らしてると積もった雪がだんだん藍色じみてきまして、普段とは全く違う夕方を感じます。
後々聞いた事ですが、日光っていうのはほぼ三段階にわかれており、日光駅のある辺りで標高600m、中禅寺湖あたりが1200m、目的地奥日光(日光湯元)は1600mってことですから、結構な標高差をグイグイ登ってるわけですね(←そりゃ窓も凍るわな)
バスの中は今夜はお泊りであろう数人の中高年グループとワタクシたちのみ。既にいろは坂を登ってますので30分程度で奥日光(日光湯元)に到着でございます。
バスステーションには、どこぞのお宿の送迎車が来てましたが、日帰り入浴のワタクシどもには関係なし。どっかで一服したいなと喫煙所を探してますと相棒が「アッ!」と声を上げる。
”どしたん?”って聞きますと
”今の送迎車、これから日帰り入浴行こうと思ってたホテルのだよ!”
”なにぃ?声掛けて乗せてもらおう!”
と思いましたが、後の祭り^^;
送迎車は雪煙をあげて去ってゆきました。
ポツンとあるのは観光案内所ですよ。 |
じゃ、もうね。歩くしかないかと^^;
周囲はもう薄闇迫る銀世界。スマホの表示を見ると気温はマイナス10℃を表示しております。
轍の跡と多少の高低差があるから「ここが道路ですよ」ってわかるものの、基本的に真っ白。
道路の配置が掴みづらいったらありゃしない。
ホテルに電話して道順を聞きまして、再度雪中行軍の開始です。
中禅寺湖湖畔のときと違って、ここまで寒くなってくれると逆に歩きやすいようでテクテクテクテク、真っ白な道を教わったとおり歩いてゆきます。
気をつけなきゃいけないのは、クルマの轍でして、ここだけクルマが踏んで圧縮してあるから、油断して足を乗っけるとツルっといっちゃう。
それに気をつけてればテクテクテクテク・・・マイナス10℃の世界も乙なものです^^;
ホントね・・・雪の世界ってのは雪が音を吸い取っちゃうのか恐ろしく静かで・・・黙って歩いてると足音と耳元をサラサラ降ってゆく雪の音が聞こえるぐらいの感覚。
ところが・・・電話では5分ほどで、目的のホテル到着とのことでしたが一向にホテルらしきものが見えない・・・ってか、どうも町外れに差し掛かってる雰囲気???
”ねぇ?道あってる??”
と聞かれて、いきなり不安に陥ります^^;・・・だってこの温度ですからね^^;
そうだ、こういう時こそグーグルマップ!(←最初から思いつけよ)と思い現在位置を表示するとまったく逆方向に進んでいたことが判明www
(だって真っ白で道のカタチがよくわかんなかったんだもの)
今までは寒いんでポケットに手つっこんで歩いてましたが、今度はグーグルマップのナビ画面見ながらテクテクテクテク。
結局、バスステーションから歩いて5分程度のはずだったのですが、結構暗めの道を雪にまみれて15分ほどあるいてホテル到着。
暗い場所をずっとテクテクしてたんで気づきませんでしたが、ホテルの看板に照らされてる見るとワタクシたち雪まみれwww
マイナス10℃って、家にいる時聞くととんでもない寒さのような気がしますが、この時は体感的にはそれほどでもなく(←風がなかったせい)歩いてきましたが、やはりマイナスの世界はすごい!
こうしてやっとことさ、本来の目的の日帰り温泉施設にたどり着いたのでした^^;
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