流山と柏は市水道局(部)、松戸はエリアによって県営と市営の水道が振り分けられてるんですが、基本的に市営の水道は『井戸水』と思われてる方(過去は皆そうだった)も多いのではと^^;(県営は江戸川の水)
ところが・・・近年は3市の市営の水道の方にも【江戸川の水】が使われてるそうでして、
それを担ってるのが【北千葉広域水道企業団】という団体だそうでございます
それぞれの市において事情は細かくは異なると思いますが、雑に言えば3市とも市営の水道には過去において地下から汲み上げた井戸水を水道に使用していたそうで、これが東京に比べると”水の美味しい一因”だったそうでございます^^;ところが地下水組み上げには規制があり、さらに施設が古くなるにつれて井戸毎の取水量も減ってくる・・・さらに需要はどんどん伸びる・・・といった中で安定した水の供給を狙って作られたのが1県7市で作られた【北千葉広域水道企業団】で、柏・流山・松戸ではそれぞれの市(浄水場)が汲んだ地下水に、この水道企業団の江戸川の水を混ぜて(足らない分を補って)配水してるそうでございます。
つまり現在においては3市とも『地下水と江戸川の水のブレンド水=市営水道の水』ってことですね^^;
北千葉広域水道企業団配布PDFから抜粋 |
で・・・この【北千葉広域水道企業団】のシステムの変なトコが、
何故か下流の松戸市の取水場(七右衛門新田)で汲んで流山市の浄水施設(桐ヶ谷字和田)で浄水してるんですよね^^;
シロウト目に見ると、流山市の浄水施設の横に江戸川が流れてるのに、なんでわざわざ5km下流の松戸市で取水してるのか謎でございます^^;(七右衛門新田のちょっと上流、埼玉側に大場川の排水機場があるから流山で取水したほうが多少キレイなんではと思う?)この辺は、軽く調べてもわからず・・・もしかしたら合理的な理由があるのかもしれませんし、もしかしたら設立時施設の振り分けで”大人の事情”が働いたのかもしれず・・・今はただ『謎』ってことで置いておきます^^;
松戸市 北千葉取水場/北千葉広域水道企業団WEBから |
流山市 北千葉浄水場/北千葉広域水道企業団WEBから |
2014年からは『高度浄水処理』というのを行っており、より美味しくなっているそうですが、”やっぱり上水道は井戸水のほうがいいなぁ”と個人的には思う次第です^^;
もしかして市営水道の方で”時々水道の味が変わるよ!”という方がいたら、それは必要に応じてブレンド比率を変えられてるのかもしれませんね^^;
推測ですが、上記のような理由で同じ市内でも水道の味は様々な気がします^^;
PS.ワタクシの住んでるトコは、本来県営水道(江戸川の水)のエリアですが、何故か時々水が美味しい時がある^^;
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