10/29(日)に延期になった『小金宿ぶらり市』ですが、小金宿に興味を持ったついでに”なんか小金宿でブログネタになることないかなぁ”とネットをブラブラしておりましたら・・・
ありました!
元虚無僧の本山【一月寺】!!
現在の北小金「一月寺」※日蓮正宗のお寺になってます |
”うわぁ、お寺と歴史の話か~パスっ!”と思うことなかれ^^;このお馬鹿なワタクシが、小難しいこと書くわけもございません^^;
といっても、平成の御代に江戸時代の話なので紐解いてゆきますと・・・
まず、虚無僧とは?
虚無僧の姿(wikipediaから) |
時代劇好きな方とかですと、あの深編笠をかぶり尺八を吹きながら托鉢して歩く姿が思い浮かぶと思いますが、「僧」と名乗りつつも深編笠をぬぐと実は侍髷の武士がほとんど・・・その実態は武者修行の武士が全国を行脚する一形態だったと言われております^^;
虚無僧の特権として、全国を自由に行脚することが幕府により認められてたらしいのですが、よくよく考えてみますと遊行僧とかを(幕府も諸藩も)嫌っていた時代にこの特権はスゴイ優遇でして”なんか裏の訳があるんじゃないかしらん?”と勘ぐりたくなってきてしまうのですよね^^;
んでっ、そういう視点で見ますと”虚無僧”の格好や行動というのは、非常にスパイ向きでして・・・・
- 深編笠で顔を隠してても違和感がない(なにせそれがコスチュームですから)。
- 武者修行を兼ねてるので、全国の武士に接触できる。
- 托鉢をするので商家や庶民ともまた接触出来る。
- 武家町から裏長屋までどこを歩いてても、あまり不審じゃない。
どうです?こう考えるといかにもスパイ(隠密)向きじゃありません?
で、隠密であるならば・・・幕府が上に書いた特権を与えるのも、また当たり前といえば当たり前なんですよね^^;
んでっ!やっとこさ一月寺の話に戻りますが・・・・
その虚無僧(普化宗)の総本山が北小金の『一月寺』なんですよね^^;
普化宗は鎌倉時代に創建された禅宗の一派なのですが、江戸時代の虚無僧に至っては”教義や信仰上の内実はほとんどなく、尺八を法器と称して禅の修行や托鉢のために吹奏した(wikipedia普化宗より)”とあり、それを江戸幕府が手厚く保護したといいますから、ますます裏の関係がありそう^^;(このあたり軍馬の育成地でもありますしね^^;)さらに興味深いのは、明治時代になると『幕府との関係が深かった』という理由で普化宗自体が禁止され、一月寺自体も廃寺となってしまうんです(その後、昭和30年代に日蓮正宗のお寺に改宗し現在に至る)。
こういう情報を集めてみると、普化宗というのは江戸幕府のCIAみたいなもので
小金宿の【一月寺】は、CIA本部みたいなものだったんじゃなかろうかと???^^;
つまり・・・”小金宿には江戸時代のCIA本部があったのかっ!”と想像をたくましくしてみたりするのです^^;(この視点で見ると戸定館なんか霞む『伊賀の忍者』並の文化歴史ネタじゃないかと思うのですが^^;)
<ご注意>
FBのコメントからの情報。現在の「一月寺」は一般の方に開放されてないので、現地に行っても見ることが出来るのは道路からの”外観”と目の前に松戸市が建てた”標柱”のみだそうです。
この文章は、想像の翼で遊んでるもので”普化宗”並びに”普化宗時代の一月寺”を貶める意図はありません^^;もし普化宗関係の方がいらっしゃいましたら笑ってお許し下さい。
ちなみに・・・・深編笠通販で買えるんですね^^;(¥19,800なり)
どんな人が買うんだろう????^^;
欲しい人はコチラ^^; |
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