2017年4月7日金曜日

もっとがんばれ21世紀の森と広場!【冴えない理由はどこにある?】


松戸のど真ん中、千駄堀にどど~んと「21世紀の森と広場」という松戸市最大の公園がありまして、ワタクシも暇な時にブラブラしたりしてるんですが・・・・

ハッキリ言って、なんか冴えません^^;

行く度にほっこりして、管理運営や盛り上げようとされてる方々には”ありがたいなぁ”と思ってはいるのですが、それでも上に書いた印象は拭えないんですよね^^;


”なんでだろう?”と周辺の市がやってる施設と較べてみますと、東葛エリアには「船橋アンデルセン公園」というUSJさえ超えた超素敵施設がありまして、もうこれは比べるのさえおこがましいので除外^^;

考え方が似てるものとしては”長田谷津の自然を残した”市川市の『大町自然観察園』があるので大町自然観察園との比較一覧表を作って考えてみました(さらに参考として柏のあけぼの山農業公園も・・・)。

施設名
広さ
主要アトラクション
話題となる花木
21世紀の森と広場
松戸市
50.5ha
市立博物館
BBQ
大町自然観察園
市川市
10.5ha
市立動物園
市立植物園
フィールドアスレチック

BBQ
紅葉
バラ
あけぼの山農業公園
柏市
24ha
フィールドアスレチック
農業体験

BBQ

チューリップ
コスモス

一覧化するとこんな感じで、広さだけは「21世紀の~」が圧倒的に広いのですが、その他はやはり劣っている感じ。
【あえて比較してみると・・・】
「大町自然観察園」は、そのほとんどを谷津の湿地帯として残し、木道で構成されています(←ちょっとした尾瀬観光気分)。
つまり・・・自然が近いんですよね^^;手を伸ばせば届きそうなトコに水が湧いてたり、木々&野草が芽吹いてたり花が自然に咲いてたり、トンボが孵化してたり、ノコノコ歩くだけで自然のほうがグイグイ季節を感じさせてくれるわけです。
ひるがえって「21世紀の~」を考えてみますと”千駄堀の自然を守り育てる”って考え方はわかるんですが、守りすぎちゃって奥の方に隠してあるんです^^;
結果的に触れられるのは、人工的な芝生広場とか護岸された池とか畑でして(森は多少近いですが)、千駄堀の自然は感じにくいんですよね^^;

いわば「大町~」が五感で自然を感じられるのに対し、
「21世紀~」は、ガラス越しに展示物を拝まされてる感じ^^;

分かってる人はね・・・それでも自分でイロイロ見つけられるんでしょうけど、グイグイ来てくれないと、それほど意識持たない人は感じにくいんですよ^^;

で・・・決定的なのが・・・「21世紀~」は、
予備知識なしに素直に「すげ~!」って思わせるウリがないこと^^;

「大町~」のバラ園や紅葉山なんてその季節に行くと身も蓋もない言い方ですが「得した!!」って素直に思います^^;近所にこんなすごいのあるんかぃ!自慢しよう!って思うわけです。「あけぼの山~」のチューリップも同じで、行けば間違いなくインスタに投稿したくなっちゃう風景なわけなんですよね。


畑一枚に工夫なく菜の花植えて「菜の花咲きました!きれいでしょ?」っていわれても、江戸川土手いけば視界全体菜の花があるから、そっち行っちゃうわけです^^;
スケールで勝負してくれるか、よっぽど植え方を工夫しないと(アンデルセンみたいに、花をハート型に咲かせるだけでもぜんぜん違う)、おざなり感がただよっちゃうんですよね^^;

逆に言えば・・・ひたち海浜公園のネモフィラみたいに「ここにしかない風景」が創れれば、それだけでもある程度勝負できる筈なんです^^;

とここまで書いてると如何にもディスってるように
思われる方もいるかもしれませんが・・・

素敵なハードと広さはあるんですから
知恵を絞ればどうにでもなると期待してるんです^^;

むしろ知恵を絞りきれないのが
最大の問題かと思っております^^;

(このままだと矢切に新しい施設作っても同じ轍を踏むんじゃなかろうかと)







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