書面のタイトルとかちょっととっつきにくそうな感じですが、
実は”これから2年でTXこうしてゆきま~す”って内容ですので興味があるところをピックアップしてみました^^;
【つくばエクスプレス 中期経営計画 2018~2020年度】 |
「混んでいる!」「6両じゃ短い!」 2020年までにこの混雑はどうなるの?という部分に関して
TXの予想によると、2020年までに全体の乗降客数は、2017年と比べ8%増加、一日40万人になる見込み。
国土交通省発表の路線別混雑率(2017)によるとTXは162%でしたので、ダイヤ&車両がそのままだと単純計算で最大混雑率は175%になる可能性があります。
これは、このあたりでは一番混んでいる千代田線 178%(2017年)に近い数字となってしまうので以下の対策が取られるようです。
1.新型車両5編成 計30両を増備
2.最大運行本数を1時間あたり25本まで増加
3.クロスシート(ボックス席)廃止、全車両ロングシート化
4.一部駅のホームを延長、南流山駅で採用したズラして停めるパターンでホーム混雑緩和
新型車両については前回の記事で書いたのでスルーすることにして^^;
クロスシートが無くなってしまうのは、休日つくば方面に向かう時、行楽気分を味わえなくなって残念と思うのですが混雑対策じゃしょうがないですね^^;(1人分とか空いてても遠慮して座るカタチの席だし)
個人的に「おっ?」と思ったのは4番目の項目「ホームの延長」でして、例としては秋葉原駅が挙げられているのですが、この採用が増えると8両編成化の1つの布石となるかもしれません。
各駅は、どのぐらい
安全・快適・便利になるのという部分に関して
1.ホームドア支障物センサーの3D化
2.各駅の行き先表示機を多言語表示可能なものに更新
3.ホーム上に空調の整った待合室を設置
4.全駅のトイレを温水洗浄便座に更新
5.柏の葉キャンパス駅北側高架下に商業施設を新設
6.流山おおたかの森駅南側高架下に複合商業施設と新改札口を新設
ホームドア以外は”細かな改良”という感がなくもないのですが、いずれは全駅でやるのでしょうからお金もかかるし結構がんばるのだなと^^;
利用者としては、そんな細かい部分よりも階段やエスカレーターを増設したり、混み合う駅舎をなんとかしてよっ!って言いたくなりますが、まだまだ10年ちょっとなんで”もう少し我慢してよ”って感じなのでしょうか^^;
んで、2020年以降に先送りされたのが・・・
1.8両化1.に関しては決めてからも工事とかイロイロ手間がかかるので、例え2020年に決めても実質的に2023以降になるかと^^;
2.東京駅延伸と都心部・臨海地域地下鉄構想との接続
2.に関しては、もうTX1社だけでは如何ともし難いので行政や沿線の皆様よろしくおねがいしますって感じでしょうか^^;
個人的には、わずか2年でずいぶん頑張るんだなという印象です^^;
TXもがんばってるけど、沿線の成長と元気がありすぎて(素敵なことですが)追いつけていないんですよね(。・_・。)
※図表は全て【つくばエクスプレス 中期経営計画 2018~2020年度】から
柏&流山&松戸&三郷 路線別混雑率リスト【混む時間&混む区間】
https://cazcapricious.blogspot.com/2017/10/blog-post_21.html
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はじめまして。TXは宅地開発進んで利用客増えているのが現状です。
返信削除これから数年当線は利用客は増加していくでしょが一つ私が不安視していることがございます。
それはJR羽田空港アクセス線です。羽田空港アクセス線とはいまの上野東京ラインを延伸するもので現状のダイヤを考えるとおそらく常磐線の上野東京ラインが羽田方面に充当されると私は思うわけです。
もしそうなれば秋葉原利用客が激減し大幅に北千住乗り換えにシフトし。また野田線沿線または関鉄沿線の方が柏および取手乗り換えに逸走する、したがって利用客は伸び悩む、こんなふうに思えてならないですが、管理人さんはどう思いますか?
花様、コメントありがとうございます。
削除おっしゃるとおりで、ワタクシもTXの不便な部分は南千住以西の乗換だと思っております。
ご指摘の【羽田空港アクセス線】やTXとの直通が検討されてる【都心部・臨海地域地下鉄構想】がどうなるかで大きく状況は左右されそうですよね^^;
一説には、首都圏の人口も2025年がピークという予測もあるので2025年までを乗り切れば後は安定経営と考えててもおかしくはないなと思っております^^;